新潟市中央区のNSG美術館で、2026年10月17日(土)~12月6日(日)まで、「田中 百合子 展 ―私の軌跡 日本画を描く―」が開催されます。

日本画を描き続けて50年余り。身近な草花や家族、海外で働く女性たち、そして新潟の佐潟など、田中百合子さんが日々の暮らしの中で見つめてきた風景や人々を通して、その創作の歩みをたどる展覧会です。

暮らしとともに変化してきた、日本画のモチーフ

潟の春150号 第109回院展

幼い頃から絵を描くことが好きだったという田中さんが、日本画に出会ったのは20歳の頃。その独特の色彩や質感に魅了され、制作を始めました。

当初は野原に生える草などを描いていましたが、母親になったことをきっかけに、子どもたちへと関心が移っていきます。その後は娘たちの姿に加え、チベットやインドなどで働く女性たちを約40年にわたって描き続けてきました。

やがて子どもたちが巣立ち、海外を訪れる機会も減ったことで、新たなモチーフを模索するように。そんな中で再び心を向けたのが、かつて描いていた野原の風景でした。現在は、新潟市西区にある佐潟などの水辺を題材に制作を続けています。

初夏の潟 150×50 第78 回 春の院展出作品

田中さんはこれまでの画業を振り返り、生活の中で見たものや感じたものを描いてきたと語っています。家族との時間や旅先での出会い、身近な自然へと移り変わる題材から、画家自身の人生も感じられそうです。

開催概要

田中 百合子 展 ―私の軌跡 日本画を描く―
会期:2026年10月17日(土)~12月6日(日)
開館時間:10:00~17:30(最終入館17:00)
休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
会場:NSG美術館(新潟市中央区西船見町5932番地561)
観覧料:一般400円/学生300円/高校生以下無料

公式サイト
https://www.nsg-artmuseum.jp/

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